藤居 裕典
- 選挙
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豊島区議会議員選挙
- 投票日
- 2015年4月26日
- 氏名
- 藤居 裕典
- 得票数
- 386
- 年齢
- 27
- 性別
- 男性
- 党派
- 無所属
- 新旧
- 新
- 主な肩書き
- 無職
上記項目は当該選挙時点の選管情報を掲載しています。写真および下記の略歴・政策等は最終更新日時点の情報です。
(最終更新日 2015年4月7日)
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- 出身地
- 東京都豊島区
- 学歴
- 旧文成(現池袋本町)小学校卒業
城北中学校卒業
城北高等学校卒業
慶應義塾大学卒業
- 職歴
- 健康関連商品製造販売会社勤務
- 政治を志したきっかけ
- 私がとりわけ強く政治に興味を持ったのは、2005年の郵政解散です。衆議院・参議院において自民党内から複数の造反者が出て、その結果、衆議院は解散しました。その後の選挙では郵政民営化容認派が圧倒的な勝利を収め、郵政民営化法案は衆議院・参議院賛成多数で可決成立しました。参議院で反対から賛成に回った人間には何も処分がない、また衆議院で与党にも関わらず反対した人間がその後何事も無かったかのように復党していることに私は納得がいきませんでした。彼らのような造反者が自分の信念を捨て、自民党という巨大与党の看板を選んだことに失望しました。私は自分の信念を捨てるような政治家の存在を許すことが断じて出来ません。
2009年に政権交代が生じ、民主党政権が誕生しました。しかしすぐに相次ぐ公約の撤回、自民党と同様に各有力者のグループ同士の内乱、さらに次回の衆議院選の生き残りを目論んだ他党への移籍など自分の利益が第一で、自分の所属していた政党を簡単に裏切る人間が数多く発生したことに愕然としました。自分の信念を貫き通せないような人間が果たして政治家に相応しいのか疑問に思いました。
現在の国及び地方の議員たちは東大、京大及び外国の大学卒業及び院修了、官僚、公務員、企業経営者などいわゆるエリート層出身の割合がかなり高いように見えます。彼らのような強者が弱者のための政治を行うと主張しても私も含め、ほとんどの国民は内心疑問に感じているのではないでしょうか。
彼らが一般的に優秀な人間であることは認めます。しかし、優秀すぎるがゆえに国民との溝が生まれ、政治不信につながっているのではないかと考えざるを得ません。彼らの描く政策は絵に描いた餅であり、国民生活との現状が乖離しています。8%から10%への消費税引き上げ延期が良い例です。
これからの未来は頭の良し悪しに関係なく、この世の中をより良い方向へ導くという確固たる信念を持つ政治家が必要だと私は考えています。私自身がこれに該当する人間でありたい、また有権者からこのように見られる人間でありたいと心の底から強く願っています。
- 政治・議員活動
- 所属委員会
- 諸活動(NPO・地域活動など)
- 座右の銘・好きな言葉
- 思しき事言わぬは、げにぞ腹ふくるる心しける。(大鏡)
(思った事を言えないのは、本当に腹が立つ気分だ。)
- 血液型・星座
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- その他(趣味・資格など)
- ・ダーツ(狙った的は外さない)
・神社仏閣巡り(心身を癒やしていただくよう全国各地で祈願)
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- 主な政策
- 1.「議員定数の削減 36から32へ」
豊島区議会の議員定数は36です。しかし4名が任期途中に辞職し、現在は32名の議員によって議会は運営されています。第241号としま区議会だよりでは、議員定数削減の請願がありましたが、反対多数により否決されてしまいました。欠員が生じているにも関わらず、これまで補欠選挙は一切行われていません。これは間接的に議会が32名でも十分に機能していることを示している証拠ではないでしょうか?無駄な定数は削減すべきです。(平成26年度末時点)
補欠選挙は公職選挙法により「欠員が議員定数の1/6を超えるに至ったとき」でないと行われない仕組みになっています。しかしこの条件を満たさなくても、「同一の地方自治体の他の選挙がある場合に限り、当該選挙と併せて補欠選挙が実施する」ことが可能なのです。すなわち、平成25年の参議院議員選挙や東京都議会議員選挙及び平成26年の東京都都知事選挙時において同時に補欠選挙することが可能だったわけです。
公明党や共産党などは議員定数削減に反対しています。政党ならば補欠選挙は勢力の拡大につながる絶好の機会だと思われます。それなのに議員定数が削減されると区政に区民の声が反映されないという主張をしています。私はその代わりに議会及び委員会などの開催日数を増やすことをすれば議員定数の削減を補えると考えています。
- 2.「障害者や子育て家庭が安心して暮らせる制度や環境を創る」
1.障害者支援
平成25年、豊島区は障害者(身体・知的・精神・難病)の実態を知るべく、調査を行いました。全体では「給付金や手当の充実」を求める声が一番多くありました。他に身体・難病では「医療制度の充実やバリアフリー化」を、知的・精神では「障害者への理解や就職に関すること」を求めています。私は当事者目線で取り組みます!
例えば…
・(身体・難病)道路の拡張や電線の地下化→災害時における救助を容易にしやすくします
・(知的・精神)公務員としての採用枠拡大→障害者雇用率を満たしている企業が半数以下(44%)である以上、民間が出来ないことは国や地方自治体がカバーすべきです
区内在住の知的・精神障害者の約70%未満が月収10万円以下となっています。
2.子育て支援
・子供が3人以上の家庭において住民税などの優遇措置の実現を求めます
・現時点で待機児童となってしまった家庭及びこれから子育てを始める予定がある家庭のために必要な施設及び人員の確保に積極的に取り組みます
・保育士の給与面の待遇改善の実現を目指します
- 3.「現庁舎の活用方針の見直し 商業・芸術施設から保育・介護施設への転換」
平成27年5月、区庁舎が東池袋から南池袋へ移転します。これまでの現庁舎及び隣接する公会堂の敷地は今後、平成30年までに商業施設や芸術ホールが建設されることになっています。
これから人口減少社会を迎えます。待機児童や介護難民が急増していくことが予想されるのにも関わらず、上記の方針は理解に苦しみます。現時点で法律および条令違反の無届けの保育及び介護施設が存在しているわけですから早急に対応すべきです。
私はこれらの敷地跡には託児所や介護施設を新設し、区民は勿論のこと池袋周辺で仕事などをされる方々のためのことも合わせて考えるべきだと思い、方針撤回を求めます。
人口減少社会において商業・芸術施設は少なくとも豊島区においてこれ以上は不要だと思います。オンラインショッピングが一般的になりつつある中、誰が直接現地店舗で商品を購入するのか?誰が芸術を披露するのか?誰が芸術を鑑賞するのか?常々疑問を抱いています。
商業施設であれば新宿・渋谷・東京・上野などの大規模な駅に行けば十分です。芸術施設も近隣の区の施設を借りれば良いのです。池袋は既に十二分な商業及び芸術の街に相応しいほどの施設を保有しています。将来のことを考えると豊島区は人間中心の街へ変わるべきです。
- 住民の皆さまへのメッセージ
- ・私は当事者として障害者と若年者の味方になる
私はアスペルガー症候群(発達障害の一種)の27歳です。
私が把握している限り、日本国内で自らが発達障害であることを公言している政治家はまだいません。健常者及び有識者で決める制度には残念ながら必ずと言ってよいほど穴があります。その穴を埋めるには当事者の視点があることで制度が限りなく完璧に近づくのではないでしょうか?
現在の社会において発達障害についての理解は残念ながらまだまだ認識不足であることは否めません。政治家にも当事者がいないと社会全体が発達障害者を受け入れる姿勢を見せられないのではないかと考えています。政治家は国民の代表です。政治家がしっかりとした手本を示さない限り、国民はついていきません。私自身が一生懸命頑張る姿勢を見せることで周囲の発達障害などの障害者に対する偏見や差別が少しでも無くなることを願うばかりです。
・私は豊島区を芸術中心の街から人間中心の街へ転換させる
豊島区は消滅可能性都市に認定されました。東京23区で唯一です。人口減少社会の中、東京は地方からの人口流入によりこれまで人口を維持してきました。東京は人口が多いだけで出生率は47都道府県で最下位です。地方創成を政府が掲げるには人間の数がどうしても必要になります。そのためには豊島区も含め、東京は人口生産都市にならないといけません。同時にそのための施設が必要です。待機児童の存在が問題になっている以上、保育所の増設及び人員確保は必要不可欠です。
また高齢化社会である今、介護難民が急増しているというニュースを耳にしました。施設に入りたくても入れないから無認可の施設に入らざるを得ない高齢者の存在は無視出来ません。今こそ人間中心の社会へまず豊島区が手本を示すべきです。
芸術は「政策の3」にも記した通り、他の近隣施設を利用すれば十分です。東京23区内であれば池袋からほとんどの駅へ30分以内での電車移動が可能です。わざわざ類似した施設の建設は税金の無駄です。23区内で競争するのではなく、23区内が1つの大きな街であるという視点を各区長及び区議会議員は持つべきなのです。
- マニフェスト・討議資料
選挙履歴
投票日 | 告示日 | 選挙名 | 選挙区 | 都道府県 |
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2015年4月26日 | 2015年4月19日 | 豊島区議会議員選挙 | | 東京都 |
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