【政治家動画/青森県】
政治家tube 鶴田町議会議員 小関 優氏
- 名前
- 小関 優
(こせき・ゆう) - 生年月日
- 1972年2月1日
- 血液型
- B
- 好きな言葉
- 情熱
- HP・ブログ
- ブログ
<議員メッセージ全文>
こんにちは。鶴田町議会の小関優です。まずは自分の経験をもとに私が考える若者が投票に行かない原因を述べさせていただきます。
若者の低投票率の問題は国政の停滞が原因
それは、国の政治に大きな責任があると思います。国の政治は、テレビ等のメディアで取り上げられやすく、積極的に情報収集をしなくても、自然に何となく耳や目に入ってきます。しかし、事実として、国の政治は何も決められない、前に進まない政治のイメージが強く、誰がやっても一緒、どの党がやっても一緒という政治では、何も変わらないという閉塞感や諦めといったマイナスイメージを感じます。そういう状況の中で積極的に投票に行くと考えられる人は既得権やしがらみにより、自分が得になると考える人がどうしても多くなると思います。そして政治家は次の選挙のことを考えるため、この必ず投票してくれる人の意見を大切にします。
地方政治の現状も「お任せ民主主義」
一方、地方政治は、テレビなどのメディアで取り上げられる時間が少ないため、よく分からないというのが本音ではないでしょうか。そのため、国の政治と同じとイメージされ、何を言っても変わらないと思われていると思います。この何を言っても変わらないという感情が心の底にあるため、国の選挙で投票に行かない人は、地方の選挙についても、投票に行こうという気が沸き起こりません。こうなると、地方選挙は、「だれも行かなくなるんじゃね(津軽弁)」となりますが、地方選挙は投票率が高いという事実もあります。
なぜ、興味がない人も投票に行くのでしょうか。その理由の一つに興味がなくても、「行がねばまいねべ(津軽弁)」と親等に薦められる等、半強制的に連れて行かれることが考えられます。そのため、候補者が何をやりたいのかよく分らないが、遠い親戚だからとか、覚えている人だからとか、親に薦められたからという安易な理由で投票することになります。こうなると、本来一番身近である自分の住んでいるまちの政治に、自分の意見が反映されなくなり、選挙で自分達の考えを代弁してくれる立候補者を選ぼうという気が起こらなくなり、「選挙ってどんでもいいべ(津軽弁)」という様な悪循環になってしまいます。
地方から若い人が政治を身近に感じる場作りを
こうした現状を踏まえると、まず、目に見えやすい、肌で感じやすい地方の政治から興味を持ってもらうことが大切だと考えています。
具体的な例を挙げると、1つ目として、意見交換の場を設けることが大切だと考えています。それは会議などの重々しいものではなく、気軽に話せる場、膝を交えて話せる場、例えば居酒屋談義などを行い、その中からまちづくりのための意見を取り入れることが必要だと考えています。2つ目として、夏フェスなどの若い人たちが自ら主体的に動き楽しめるイベントを支援することが必要であると考えています。
このようなことを行い、自分達が自分たちの手によって、自分達の住んでいるまちづくりを行っているという実感を持つことができれば、自然に選挙に行こうという気持ちが育まれると思います。やはり、一番身近な地元から意識を変えていくことが私は大切だと思います。
鶴田町議会議員の小関優でした。
※メッセージ全文は、学生団体「選挙へGO!!」が動画の内容を文字に起こしたものです。
読みやすくする目的で、文体を統一したり、改行を入れた部分があります。