錦織 淳二・港区議会平成23年第3回定例会の質問・質疑
各自治体の議員が、地方議会・本会議等で登壇して行った質問や議案に対する質疑などが見られます。
主に、自治体の行政や政治全般に関して報告や説明を求めたり、疑問を質したりした議員個人による「一般質問」と、会派を代表して行った「代表質問」を掲載しています。
掲載情報は各議会のホームページを参考にしており、事前に通告した内容の場合があります。議会で実際に行った質問とその答弁の内容は、日付・会議名・議員名などを参考にして、各自治体の会議録検索システム等をご覧ください。
議会名 | 港区議会(東京都) |
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定例会名 | 平成23年第3回定例会 |
質問種別 | |
登壇日 | 2011年9月15日 |
会議名 | 本会議 |
議員名 | 錦織 淳二 (みんなの党) |
質問・発言内容 |
1 シティハイツ竹芝エレベーター死亡事故を例にした「区の防災に関する危機意識の問題」について (1)エレベーター事故機の不具合件数による交換について エレベーター4号機・5号機の直近3年間における不具合発生件数43件中、事故機は36件(84%)であるのに、なぜエレベーターを交換しなかったのか。 (2)メンテナンスの仕方について 多くの不具合が生じている事故機の保守会社を、メーカー系会社から独立系会社へ1年ごとにかえているが、なぜ安価かつ継続性のないメンテナンスのやり方に変更したのか。 (3)区独自の事故調査について 事もあろうに事故を起こしたメーカー側の人物を信用し、言われるままにエレベーターの専門家でない人物及び会社に独自調査の委託をしたのでしょうか。 「当該資料が捜査機関に押収されている」とか「業界団体や大学等に全て調査を断られ た」という言い逃れは一切なしでお答え願いたい。 (4)委託契約書を交わす前に「委託先の信用調査」及び「調査費の折衝」もせず、1億7,000万円以上もの区民の税金を投じながら原因究明ができなかったことに、どのような「責任」と「危機感」をお持ちなのか。 「当該資料が捜査機関に押収されている」とか「業界団体や大学等に全て調査を断られた」という言い逃れは一切無しでお答え願いたい。 (5)障害保健福祉センター担当課長に事故連絡が入った際の行動について 障害保健福祉センター担当課長に事故連絡が入った際に、事故の詳細も聞かれることなく、「所管施設ではない」との理由で対応されず、防災警戒待機者及び上司への報告もされないどころか、そのことを考えもしなかったことに対し、どのような危機管理体制を取られていたのか。 (6)区長に事故連絡が入った際の行動について ア なぜ、最高責任者である区長への連絡が2時間30分もかかり、土曜日の夜で渋滞もないはずなのに、庁舎到着に40分もかかったのか。 イ もし遠方にいたとすれば、大規模地震の際には来られなくなってしまうが、最高責任者としてどのような危機意識を持たれているのか。 ウ 死亡連絡も入っているのに、なぜ、現場に行かれることも、ご遺族に会われることもなく、庁舎で情報収集とマスコミ対策をされたのか。(まずは、現場を見なければ諸々の判断ができないし、ご遺族に会わなければ日ごとに怒りが増してしまう) (7)幹部及び防災担当者への連絡について ア 幹部及び防災担当者への事故連絡が、電話・メールもすぐにつながる状況下で、なぜ、数時間から翌日になったのか。 イ 大規模地震なら、電話・メールもつながらなくなるが、「区の危機管理体制」と「職員の危機意識」はどのようになっているのか。 (8)最高責任者としての見解について エレベーター死亡事故発生から今日までの区の対応の見解と、5年間も過ぎた現状をどのように考え、今後はどのようにされるのか。6月3日に発表された形式的なコメントではなく、区長・幹部職員・担当職員が「どのような具体的な対策」を取られているのかを明確にお答えください。 (9)職員の意識改革講習会について ア どのような講習会をどのような職員が受け、3月11日の地震の際に「高い危機意識」に基づいた、俊敏な安全行動がとられたのかどうか。具体的な例をもってお答えください。 イ 今後はどのような意識改革の講習会をいつまで継続されるのか。また、区長及び幹部職員の方も受講されるのか。 2 「区の財政に関する危機意識の問題」について (1)田町駅東口北地区公共公益施設土地交換地について ア 「一般の不動産売買における価格」と「路線価」の差、つまり区の財産の損失額はいくらになるのか。前回の代表質問でもお聞きしており、すでに調査をされていると思うのでお答え願います。 イ 単なる設計見直しのための先送りではなく、建設自体を中止、またはPFI事業として実施されるべきだが、区長のお考えをお答えください。 (2)「天下り」「渡り」規制の必要性について 癒着につながる「天下り」「渡り」をさせてはだめだという「区民の切なる願い」をどのようにお考えなのか、区民が納得できるご答弁を願います。 (3)区長の「夢」について 今後ますます税収が落ち込む中で、どのような港区を創り上げたいのか、区長の「夢」をここにいる者全員が共感できるように、ご自身の言葉で熱く語ってください。 3 議会改革について (1)政務調査費のホームページによる一般公開について 区民が望んでいる、「政務調査費のホームページによる一般公開」をしてほしい。 (2)演壇の向きについて 日本国憲法に基づく二元代表制の議会を踏まえて、演壇の向きを区長と対面形式にしてほしい。 4 その他 |
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