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[東京・千代田区]【働く女性の注目記事】アニサキス症ってどんなもの? お刺身はもう食べられないの? (2017/7/27 菅田亮子)

関連ワード : 健康  食品安全 

この記事は「広報千代田 平成29年(2017年)7月20日号『アニサキスによる食中毒を予防しましょう!』」を紹介し、コメントしたものです。

広報千代田 平成29年(2017年)7月20日号

今回は東京都千代田区の広報に掲載された「アニサキスによる食中毒を予防しましょう!」をご紹介します。テレビでよく見る芸能人が何人も感染したこともあり、ここ最近特に注目されるようになりました。アニサキスの幼虫が寄生したサバやサンマ、イカなどを生で食べることでまれに起こる食中毒で、幼虫が胃壁や腸壁に入り込んで激しい腹痛や吐き気、じんましんを引き起こします。怖いですね!

記事によると、昨年発生した食中毒のうち、アニサキスはノロウイルス、カンピロバクターに次いで3番目に多い発生要因だったとのこと。わが家でこんな話をしたら子どもがすっかり怖がって、お刺身のツマの大根を見ては大騒ぎ、焼き魚もおっかなびっくりになってしまいましたが、いたずらにパニックに陥るのではなく、正しい知識を身に付けたいものです。

記事内にアニサキスによる食中毒の予防方法が紹介されていますが、厚生労働省のHPでも調べることができます。

これによると、まずは新鮮な魚を選ぶこと。丸ごと1匹で購入した際は新鮮なうちに内臓を取り除いて冷蔵庫へ。そして目視で確認。アニサキス幼虫は長さ2~3センチ、白色の糸状なので、よく見れば除去できます。そして「冷凍(マイナス20℃以下の冷凍庫で24時間)」、「加熱(60℃では1分、70℃以上)」。なお、酢で締めても、醤油やわさびを付けてもアニサキス幼虫には効果がありません。ですから、どうしてもお刺身が食べたいならしっかり見ていただきましょう。酢を使ったシメサバも残念ながら例外ではありません。冷凍のシメサバを選びましょう。

症状は恐ろしいですが、適切に処理すれば避けることができますので、必要以上におびえることなく正しく理解しましょう。なお、生魚を食べてから数時間後の激しい腹痛など、アニサキス症と思われる場合は速やかに医療機関を受診してください。

提供:マイ広報紙

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