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ITでフリーランスなって生きていくには~年収と仕事を得る方法は~ (2018/3/22 nomad journal

関連ワード : IT 働き方改革 労働・雇用 

ITフリーランスとは

ITフリーランスと聞くと真っ先に思いつくのはプログラマーでしょう。プログラマーは全体的に不足しており、フリーランスになっても十分活躍できる場はあります。プログラマーといえば、どのプログラミング言語を学習しているかによって収入が分かれるぐらい言語の問題は重要です。オランダのTIOBE Softwareという会社が公開しているランキングは次のようになっています。上位5位ぐらいまでの言語を使うことができれば、仕事を得ることはできるでしょう。ただプログラミング言語も流行り廃りがありますので、常に勉強していく必要があります。

  1. Java
  2. C
  3. C++
  4. Python
  5. C#
  6. Visual Basic
  7. PHP
  8. JavaScript
  9. Delphi/Object Pascal
  10. Ruby

プログラム

またIT系にはサーバーエンジニアやネットワークエンジニアもあります。サーバーエンジニアはサーバー機器の設計・構築・設定・運用・保守まで行います。近年、サイバー攻撃などもありますので、セキュリティ対策をしっかりとできる能力が必要です。ネットワークエンジニアはネットワークの構築と保守・管理を行う仕事です。どのようにネットワークを構築し、どのように監視・運用していくかが大切な仕事です。

他にもウェブ系を専門に行っているフリーランスもいます。ほとんどの会社がホームページを持っていますから、より個性のあるデザインを提供したり、検索サイトで上位に表示する知識などが必要です。最近では簡単にホームページも作れるようになりましたが、プロに頼むとその出来上がりはかなり違います。逆に言えば素人にはできないホームページを作る能力を持っていないと生き残っていけないとも言えるでしょう。

ITフリーランスの年収は

ITフリーランスにはさまざまな職種がありますし、習熟度によってもその年収が変わります。「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によれば、国際的に著名な人でない限り、1000万円を超える年収を得るのは難しいといえます。このページにはアメリカとの比較が載っていますが、平均値はアメリカと比べてかなり低いといえます。またアメリカは年収の最大値と最小値の差が大きいですが日本はかなり小さいのが特徴です。

このように考えても、フリーランスとして、1000万円を超える年収を稼ぐには、かなりの努力が必要だといえます。ただし平均値よりもかなり稼いでいる人もいますから、正社員よりも稼ぐことができる可能性はあります。

ITフリーランスが仕事を得る方法とは

どんなに技術が優れていたとしても、仕事をとらなければ収入にはなりません。ITフリーランスが仕事を得る方法はさまざまあります。前職からのつながりで仕事を得る方もいますし、前職の会社から仕事の依頼がある方もいます。しかし、新規の案件も受託していく必要があります。ホームページを作って仕事が来るまで待っていても、仕事が来ることはほとんどありません。かといって営業をすれば仕事が取れるというわけでもありません。そのため、最近ではクラウドソーシングを利用する人もいますが、案件の単価が安いということもあります。そこで営業代行を頼むという手もあります。

営業代行には固定報酬型と成果報酬型があるので、営業に割ける予算と相談しつつ選ぶ必要があります。一般的に固定報酬型はただ営業をするだけでなく、営業戦略の構築やフィードバックも行ってくれるので、営業戦略から考えたい人にはおすすめです。ただ営業をしてほしいという方、予算があまりない人は成果報酬型が良いでしょう。

未経験でもなれるか

最近ではプログラミング言語を簡単に短時間で学ぶことができるところもあり、すぐに仕事ができるようになります。確かにIT人材は不足していますので、企業としてはプログラミング経験がほとんどない人でも雇ってくれることはあります。ただし年齢制限があります。若い人は未経験でも大丈夫ですが、30歳を超えてくると難しいです。しかし、未経験の人はフリーランスになったとしても、稼ぐのは難しいです。なぜなら、フリーランスの場合、経験値がものをいうからです。これまでどのような制作物があるのかがとても重要です。未経験の人はまずは会社に入って経験を積んでいくのが良いでしょう。

自分の売りを見つけましょう

ITフリーランスとして生きていくためには、まずは自分の強みが何なのか理解しておく必要があります。「私は○○ができます」という人はとても多いのですが、他のフリーランスとどう違うのかはお客さんには分かりません。他のフリーランスとどう違うのかしっかりと説明できなければならないのです。そこをしっかりと理解して、営業をしていかなければなりません。そうしなければ仕事をとることはできません。自分の強みをしっかりと確立し、そのうえで営業戦略を考えていくようにしましょう。

記事作成/ジョン0725

提供:nomad journal

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