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新人2氏 一騎打ちか――綾瀬市長選 (2016/6/24 タウンニュース

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市政継続か刷新か 争点

 任期満了に伴い7月3日告示・10日投開票される綾瀬市長選挙。笠間城治郎市長は引退の意向を示しており、出馬を表明している古塩政由氏(65)と笠間信一郎氏(67)の新人2人による一騎打ちの公算が大きい。現市政を引き継ぐ方針を示している古塩氏と、行政改革の必要性を主張する笠間氏の「継続か刷新か」が争点となりそうだ。【6月21日起稿】

古塩政由氏(右)と笠間信一郎氏(左)

 古塩政由氏は2006年まで県職員として勤務し、同年4月から市教育長に就任している。09年1月から今年3月まで副市長を務め、現市政の政策策定に携わってきた。

 4月8日に記者会見を開き出馬する意向を示した同氏は、「10年間支えた笠間市政の流れを絶やさず、基本的な方法をしっかり受け継いだ上で、市の発展に貢献したい」と現市政を受け継ぐ方針を明らかにした。

 古塩氏は6月5日に開かれた総決起大会で、「引き継ぐべきところは引き継ぎ、必要なものは時代に合わせ変えていく。冷静さ・勇気・知恵を持ち、臨みたい」と話した。

 笠間信一郎氏は2007年に市議会議員選挙に出馬し、初当選している。11年に2期目の再選を果たしたが翌年、「無投票にはさせない」という思いから前回市長選に出馬している。

 同氏は4月27日に記者会見を開き、出馬の意向を表明している。現市政を「無策だ」とし、ライフワークとしている子ども支援活動から教育改革を訴える。

 6月12日の事務所開き兼総決起大会で笠間氏は、「次世代を担う子どもたちを救うことが最優先」と話した。「勝敗ではなく、有権者に綾瀬のことを真剣に考えて欲しい。そのためにも、肉薄した選挙にしたい」と語っている。

 綾瀬市長選は同日投開票の参院選と同日開催。「18歳の選挙権」が適用される県内初の地方選となる。

提供:タウンニュース

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