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[東京・足立区]区議会が育児と議会活動の両立を支援 (2019/2/13 株式会社ぎょうせい

議事堂

※写真はイメージです

 東京都足立区(68万5400人)議会は、育児と議会活動を両立するための支援策を導入した。

 託児が必要な議員のために、子どもの保育や授乳・搾乳を行える託児室を議会棟の1室に設け、傍聴者も利用できるようにした。託児室でもテレビモニターで本会議を視聴でき、各委員会の審議も音声で聴くことができる。

 また、議員研修会や議員連盟などの会議は子ども同伴で(原則1歳まで)出席でき、視察の際も自費でベビーシッターを確保し、子ども・ベビーシッターの宿泊・交通費を賄うなどの対応をとれば同伴できるようにした(視察先自治体での調査の際は同伴できない)。さらに、妊娠中の議員の体調に配慮して、本会議・委員会において着席しての質問を認めることにした。

(月刊「ガバナンス」2019年1月号・DATA BANK2019)

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株式会社ぎょうせい
株式会社ぎょうせいは、1893年(明治26年)の創業以来、当社は各行政分野の専門法規集、都道府県・市区町村例規集など多数の行政・自治分野に関わる書籍を発行してきました。「月刊ガバナンス」は、自治体職員の総合情報誌として2001年(平成13年)に創刊し、自治体職員の皆様をはじめ、議員や地方自治に携わる多くの方々にご愛読いただいています。