沖島 恵美子・港区議会平成23年第2回定例会の質問・質疑
各自治体の議員が、地方議会・本会議等で登壇して行った質問や議案に対する質疑などが見られます。
主に、自治体の行政や政治全般に関して報告や説明を求めたり、疑問を質したりした議員個人による「一般質問」と、会派を代表して行った「代表質問」を掲載しています。
掲載情報は各議会のホームページを参考にしており、事前に通告した内容の場合があります。議会で実際に行った質問とその答弁の内容は、日付・会議名・議員名などを参考にして、各自治体の会議録検索システム等をご覧ください。
議会名 | 港区議会(東京都) |
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定例会名 | 平成23年第2回定例会 |
質問種別 | |
登壇日 | 2011年6月16日 |
会議名 | 本会議 |
議員名 | 沖島 恵美子 (共産党議員団) |
質問・発言内容 |
1 原発推進から撤退への転換を求める 原子力発電は、第一に、現在の技術は本質的に未完成で危険なものであるということ。 第二に、原発を世界有数の地震、津波国である日本で集中して建設することは危険きわまりないもの。 第三に、歴代政府が「日本の原発では重大な事故は起こらない」とする「安全神話」にしがみつき、繰り返しの警告をも無視して安全対策をとらなかったことが深刻な被害を生んでいる。 国に対し原発推進から撤退への転換を目指し、次のことを求めること。 ア 政府が原発からの撤退を決断するとともに、原発をゼロにする期限を決めたプログラムをつくること。 イ 原発ゼロに至る期間に、原発事故の危険を最小限にするため、可能な限りのあらゆる安全対策をとること。 ウ 原発推進機関から完全に分離・独立した原子力の規制機関を緊急に確立すること。 2 保育園の待機児童解消について 保育園の増設は子育て支援の一番の要求。この4月に公立保育園の申し込みをして入園できなかった方は893名、昨年の待機児童率は23区中ワーストワン。待機児童解消は区長の公約。改めて、いつまでに待機児童を解消するのか明らかにせよ。 3 特別養護老人ホームの待機者をなくすことについて 特別養護老人ホームの待機者は407名、何年待っても入れない。区長はありすの杜南麻布が開設したら、待機者は大幅に減少すると答弁していたが、ありすの杜南麻布が開設しても待機者は減っていない。 具体的な建設計画を作成し、建設に着手すべきです。その際、多床室を含めた計画とすべき。 4 75歳以上の医療費の無料化について お金が心配で我慢をし、医療にかかる時期を遅らせている方が多い。医療費の削減にとって、早期発見、早期治療が有効であることは既に明らか。既に日の出町など、独自に無料化を実施している自治体があり効果を上げている。 安心して医療にかかり重症化を防ぐためにも、区独自の支援を行うべきです。 5 介護保険について 介護保険法改正案は、介護給付費の削減のために、介護保険給付の対象となっている要支援者を外す方向で審議されている。 具体的には市町村が実施している地域支援事業の中に「介護予防・日常生活支援総合事業」を新設し、対象にするかどうかも市町村の判断とする考え。 港区の3月末の要介護認定者は7,022名、うち要支援1・2は1,784名でこの方たちが影響を受ける。改悪が実施されると軽度者の切り捨てが進む。 保険者として、国に対し改悪を許さないために意見を上げるべき。 議会としても意見書を上げるべき。 6 精神障害者にも心身障害者福祉手当の支給を 障害者基本法は、障害者を「身体障害、知的障害、精神障害のある方」と定めている。「港区保健福祉基礎調査」では、年度ごとに所得が下がり、「経済的に困っている人」が急激に増えていることを示している。 精神障害者にも心身障害者福祉手当を支給するため、大至急条例を改正すべき。それまでは要綱で対応を。 7 その他 |
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