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 円 より子
円 より子
- 選挙
-
第48回衆議院議員選挙
東京8区
- 投票日
- 2017年10月22日
- 氏名
- 円 より子
- 得票数
- 11997
- 年齢
- 70
- 性別
- 女性
- 党派
- 無所属
- 新旧
- 新
- 主な肩書き
- 元参議院議員、著述業
上記項目は当該選挙時点の選管情報を掲載しています。写真および下記の略歴・政策等は最終更新日時点の情報です。
(最終更新日 2021年12月17日)
-
- 出身地
- 学歴
- 1969年 津田塾大学英文学科卒業
- 職歴
- 1969年 ジャパンタイムズ編集局入社。1972年退社。フリーのジャーナリストとして活動。
1979年 母子家庭支援の活動(ハンド・イン・ハンドの会主宰、ニコニコ離婚講座、無料電話相談「離婚110番」)を始め、女性と家族の問題の専門家としてテレビなどでも活躍。
- 政治を志したきっかけ
- 政治を変えたいという思いは強くあったが、既成政党には不信感のほうが強く、政治家になるつもりは全くなかった。細川護熙さんの「みんなに断られ疲れ果てた」との言葉に、「生活者主権、地方主権」を共に成しとげ、女性への不平等を変える社会の実現のため協力したいと思い、日本新党結党に参加した。
- 政治・議員活動
- 1992年 細川護熙氏の日本新党立ち上げに加わり、参議院議員選挙に出馬。
1993年 日本新党衆院選対本部長就任。
参議院議員に繰り上げで初当選(日本新党)
「女性のための政治スクール」開校
1994年 12月、日本新党解党により新進党結党に参加
1995年 5月、当選無効裁判、最高裁で勝訴
1997年 6月、選挙制度に関する特別委員会委員長就任
1997年 12月、新進党離党。細川護熙氏とフロムファイブ結成。
1998年 1月、細川、羽田氏らと民政党結成。4月、民主党結成に参加。
7月、2期目当選
1999年 8月、盗聴法成立に反対し、本会議で史上初3時間のフィリバスター
2000年 1月、議院運営委員会理事、議運図書小委員長、国会対策委員長代理に就任
2001年 参議院政策審議会長、予算委員会理事就任
2002年 NC財務大臣就任
2003年 党副代表就任
2004年 財政金融委員長就任(女性初)
7月、3期目当選
NC国家公安・防災担当大臣他就任
2005年 参議院副会長。厚生労働委員会理事就任
2006年 9月、東京都連会長選で勝利。会長職に就く
党副代表にも留任
2009年 1月、再び財政金融委員長就任
2010年 参院選、4期目に挑戦するも惜敗
2015年 民主党東京都第8区(杉並区)総支部長(2016年1月まで)
2016年 民主党離党
以後、独自に平和と自由、子どもの未来のために政治活動を続ける
2019年 5月、国民民主党入党
2020年12月 2021年衆院選に東京17区から国民民主党公認で出馬することが内定する
2021年10月 第49回衆院選で東京17区から出馬し惜敗
2021年12月ー現在 次期衆院選に再び東京17区から国民民主党公認で出馬することが内定する
- 所属委員会
- 女性初の財政金融委員長
国会対策委員長代理
予算委員会理事
議院運営委員会理事
厚生労働委員会理事
選挙制度に関する特別委員会委員長
議院運営委員会図書館運営小委員会委員長
国家基本政策委員会幹事
- 諸活動(NPO・地域活動など)
- ・ボランティア活動として「ニコニコ離婚講座」、「ハンド・イン・ハンド」、「離婚110番」を主宰し(1979年)3万人以上の女性からの悩みを聞くと同時に、女性の自立に尽力。
・家族問題評論家としてテレビ出演、講演多数
- 座右の銘・好きな言葉
- 血液型・星座
- みずがめ座
- その他(趣味・資格など)
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- 主な政策
- 円より子の円はまる。太陽の運行、生命の循環であり、永遠に続く円です。人々はかつて、支配のない平等な世界観の円の中で暮らし、平和な時代を築いていました。
ところが人工の水田をつくり、自然をコントロールし、次第に人をもコントロールするようになった。
縄文の円の時代に戻ることはできませんが、人を支配せず、格差をなくすことはできるのではないか。闘いのない、平和な世界を築くことはできるのではないか。
政治の要諦は、人々の命と暮らしを守ることです。世界の平和を守り、災害、パンデミック、紛争から、人々を守ることです。
私円より子はその名前、円に恥じないよう、国会議員としての17年間の活動の間も、その後も闘ってきましたし、これからも、人々の命と暮らしと自由と平等、平和のために、全力を傾けるつもりです。
- [具体的政策]
1.望む人誰にも(女も男もLGBTも)子育てと仕事の両立ができるよう、経済面と社会保障の両面で積極的に支援する。そのためには、正規非正規の差別をなくし、待遇も賃金も同等にし、子どもを持っても仕事を辞めないですむ柔軟な働き方のできる社会を作る。それはシングルマザーの貧困を予防できることにもなります。
2.コロナによる生活困窮者への速やかな給付はもちろん重要ですが、マイルドなインフレをめざしていても、スーパーインフレに見舞われるかもしれず、そうならないような金融政策と、人々が生きていける雇用のセーフティネットを今すぐ用意することが、政府には求められます。私円より子は参議院議員在職中、長く金融財政委員会に所属し、女性で初めて委員長も務めたのは、金融政策が人々の命と暮らしを大きく左右するものだと知ったからです。
リーマンショックで多くの人が失業したし、たった1%の人が99%の人の富と匹敵するような不公平など、金融政策が人々を不幸にも幸せにもします。
まともな金融政策こそ必要で、なおかつ、人は働いてこそ生き甲斐を持つのであって、コロナ後はすぐさま、雇用のセーフティネットが必要なのです。それが令和のヒューマンニューディールです。
- 3.ジェンダー平等政策は、世界の潮流です。男女間の賃金、昇進格差にしても、介護職の低賃金にしても、また、有限の地球環境を破壊してきたことも、ジェンダー平等が無視されてきたことによります。政界経済界など意思決定機関に女性が少ないことも、気候変動や格差拡大を助長してきたという反省からこの30年、各国では責任ある地位に女性が増えましたが、日本は逆に、男女間格差が広がっています。
私は1970年代に北欧諸国を取材し、1979年にはニコニコ離婚講座を開き、数万人の女性たちから、仕事と子育ての両立のむずかしさ、自己実現の困難さ、また、子育てに関わりたくてもできない男性の長時間労働と通勤時間や、高い教育費に住宅の家賃、老老介護等々、夫婦だけでは解決できない問題を聞いてきました。
初めて、政治に関わることになった時、まずはクオータ制を党則に取り入れてもらい(1992年、日本新党)、女性の政治家を育てるために女性のための政治スクールを立ち上げ(1993年)、1993年に参議院議員となってからは、再就職時の年齢制限の廃止や児童扶養手当の高卒時までの延長、離婚時の財産分与を分割に、児童買春児童ポルノ禁止法や児童虐待防止法の制定、ピルの解禁など、女性と子ども政策に力を入れるかたわら、シベリア議連の会長として、戦後のシベリア問題を解決し、盗聴法ではその阻止のため、史上初めて、本会議場で3時間の大演説を行なうなど、戦争を二度と起こさないために若い人たちに伝えること、そして戦争の無い社会のためにも、表現の自由というのが大切だということを伝えるために闘い続けました。
4.教育、文化、科学への重点投資こそ重要。
子どもが欲しくても、躊躇う人たちが多い。その大きな一因は、教育費がかかり過ぎることがあります。
特に、高等教育にお金がかかりすぎ、親の経済力による教育格差も起きています。
教育を受けるのはすべての人の権利であり、生まれた時から、例えば絵本の読み聞かせができるよう図書館を充実させる、幼稚園や保育園から大学まで無償化するなど、教育格差是正をまずやるべきです。
文化にも予算を厚くする。コロナで不要なもののように扱われましたが、心の栄養として大事なものだと再確認されたのではないでしょうか。
科学に力を入れるのも、これからの日本に必要なこと。GDPに占める科学技術予算は先進国中でも低い状況で、目先のことだけでなく、それこそ50年先を見て、日本の力を蓄える政策と予算が重要です。
- 住民の皆さまへのメッセージ
- 私は40年間シングルマザーの支援をしながら、女性が子どもを生んでも働きやすい環境整備や、正規と非正規の差のない賃金と待遇確保等、女性の生きやすい社会作りにとりくんできました。
参議院議員としては、二度と戦争などおこさないよう、戦争の犠牲になった、戦争孤児、シベリア抑留、BC級戦犯等の問題にも関わってきました。
まじめに生きているのに食べていけない、戦争の犠牲になって命まで奪われてしまう。
政治が変な方向にいかないように、平時であっても政治が間違えば、困るのは庶民です。
金融財政の舵取りも間違えば、多くの人々が路頭に迷います。自殺者も出かねません。
だから、女性政策に打ち込みながら、金融財政委員会に長年所属していました。
全国比例の国会議員ということもあって、17年間の議員生活で、全国を廻って、おかげさまで様々な方にお会いし、様々な体験を聞かせていただきました。
でも残念ながら、正直なところ、この17区の皆さまとはまだあまりお話させていただいておりません。
17区は葛飾区全域と江戸川区の東小岩・西小岩・南小岩・北小岩・上一色・本一色・興宮町が入ります。
「男はつらいよ」や「こち亀」で有名な柴又、亀有のある葛飾区は水元公園など自然豊かな公園も多い。物価も安くて、暮らしやすい生活圏と言われています。小岩・一色・興宮町近辺も同じように下町情緒溢れる住みやすい街です。
でもゼロメートル地帯もあり、気候変動で100年に1度といわれていた洪水が毎年起きるかもしれない現代では、減災に積極的に取り組み、人命を守ることが喫緊の課題です。
コロナにより、飲食店や観光業だけでなく様々な職種の人が経済的打撃を受けています。
男はつらい!そして女もつらい!非正規雇用の7割は女性です。シングルマザーも低年金の高齢女性もつらい!誰もがまっとうに生きていれば、まっとうに暮らせる社会にしたいものです。
子どもや若者、高齢者、すべての世代間の交流を活発にして、地域の絆を深める町作りを進める。
それは子育てのしやすさ、高齢者の住みやすさ、減災、犯罪の予防につながり、ひいては地域の商店街、企業の活力を生む力にもなります。
下町情緒とあたらしさを兼ね備える小岩地区を含むこの東京都第17区を住みやすさNo.1の町にしたいと思っています。今、少しずつ、皆さまのもとにお邪魔してお話させていただいています。
どうぞ、さまざまなこと、教えていただければと思います。
- マニフェスト・討議資料
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