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政治山ニュースまとめ

「衆院選2012世論調査」まとめ


新聞全国紙各社は先週末、16日の衆議院選解散と、翌日の日本維新の会と太陽の党の交流を受けていっせいに、支持政党や比例代表の投票先を聞く世論調査を実施しました。比例の投票先では各社とも、自民党がトップでそれを民主党、維新の会が追うという結果に。民主党と維新の会の比率は、社によって微妙に異なります。ここでは、「政治山ニュースまとめ」緊急企画として、16~18日に各社が実施した世論調査を集めました。政治山では今後、衆議院選に関し「政治山調査」を実施する予定です。その結果は、あらためてご報告いたしますので、ご期待ください。(2012/11/19 政治山)

>>関連ページ「第5回政治山調査『都知事選・衆院選に関する意識調査』」

各社で微妙に異なる比例投票先

各社の世論調査の結果は、まさに「大同小異」。比例の投票先の順位は各社で大きく異ることはありませんでしたが、その割合(数字)が少しずつ異なっています。ここでは、各社の比例区の投票先を聞いた調査結果を中心にお届けします。なお、3ページ目に調査結果の一覧表を用意しましたので、ご覧ください。(1/3ページ)

>>「各社世論調査一覧表」へ

◆朝日新聞◆

  • 朝日新聞社は17~18日、衆院選(12月4日公示、16日投開票)に向けて連続世論調査(電話)の1回目を実施した。衆院比例区の投票先は、自民が22%で、民主の15%を上回った。日本維新の会は6%となり、4%の公明党以下から一歩抜け出した。

    比例区投票先は自民23%、民主16%、維新4%だった。太陽は今回1%で、維新と太陽を合わせると7%。維新と共通公約づくりで合意したみんなの党は1%だった。投票先を決めていない人も含まれる「答えない・わからない」は46%に達している。

    ■比例投票先に自民22%、民主15% 朝日新聞世論調査■朝日新聞デジタル(2012年11月18日)

◆読売新聞◆

  • 読売新聞社は、衆院解散直後の16日夕から17日にかけて緊急全国世論調査(電話方式)を実施した。

    衆院比例選の投票先について政党名を読み上げて聞いたところ、自民党が26%(11月2~4日の前回調査25%)でトップとなり、民主党が13%(前回10%)で続いた。日本維新の会は3番目の8%(同12%)に下がった。太陽の党も5%で前回の9%(石原新党との回答)から落ち込み、第3極勢力は失速気味になっている。

    投票先では、維新の会と、合流する太陽の党を単純に合計すると13%で、民主党と並んでいる。
     政党支持率は自民22%(前回24%)、民主13%(同11%)で、無党派層は43%(同53%)だった。

    ■比例投票先、自民26%民主13%…第3極失速■読売新聞(2012年11月17日)

◆毎日新聞◆

  • 毎日新聞は17、18両日、衆院解散を受けて全国世論調査を実施した。衆院比例代表の投票先を聞いたところ、自民党が17%でトップで、日本維新の会13%、民主党12%の順だった。衆院選後の望ましい政権の枠組みを尋ねた設問では、「民主、自民以外の政党中心の政権」が35%と最多。既成政党離れが進むなか、衆院選は民主、自民、日本維新など第三極勢力が競り合う三つどもえの構図が鮮明になっている。

    ■毎日新聞世論調査:衆院比例 民主、自民、維新三つどもえ■毎日.jp(毎日新聞)(2012年11月19日)

◆日本経済新聞◆

◆産経新聞◆

  • 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が17、18両日に実施した合同世論調査で、衆院選(12月4日公示、同16日投開票)での比例代表の投票先は、太陽の党との合流を決めた日本維新の会が22.4%と2位になった。民主党の14.8%を上回り、トップの自民党の22.9%にも肉薄。政策の「小異」を捨てる形での太陽との合流への評価はほぼ二分しており、「評価しない」の47.1%が「評価する」の45.9%を上回った。

    ■比例投票先 維新22.4%、自民に迫る 「合流」は評価二分■産経新聞(2012年11月19日)

◆東京新聞◆

  • 本紙は十二月十六日投開票の衆院選と東京都知事選を前に、都民を対象に国政と都政に関する世論調査を実施した。衆院選比例代表でどの政党に投票するか聞いたところ、自民党が21.8%でトップ。民主党は12.9%。

    比例代表の投票先で、両党に続いたのが橋下徹大阪市長が率いる日本維新の会と、石原慎太郎前東京都知事が興した太陽の党で、それぞれ5.8%と5.3%。維新と太陽の党は十七日夕に合流。単純合計すると、11.1%となる。
     次いで共産、国民の生活が第一、みんな、公明党などの順。「決めていない」は最も多く28.6%だった。

    ■都民世論調査 「原発ゼロを」57% 比例投票先 自民21%、民主12%■東京新聞(2012年11月18日)

選挙後、理想の政治体制は?

◆朝日新聞◆

◆読売新聞◆

◆毎日新聞◆

  • 野田佳彦首相と自民党の安倍晋三総裁に関し、「どちらが次の首相にふさわしいか」を聞くと、安倍氏を挙げた人が22%、野田首相20%でほぼ拮抗(きっこう)した。民主支持層の79%が首相を挙げたのに対し、自民支持層で安倍氏を挙げた人は66%。「どちらもふさわしくない」が53%に上った。

    衆院選後の望ましい政権に関する設問でも、第三極への期待感と既成政党不信がうかがえる。最多の「民主、自民以外の政党中心の政権」(35%)に次ぐのは、「民主、自民の大連立」26%。「自民党中心の政権」は18%、「民主党中心の政権」は11%にとどまった。

    ■毎日新聞世論調査:衆院比例 民主、自民、維新三つどもえ■毎日.jp(毎日新聞)(2012年11月19日)

◆日本経済新聞◆

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