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沖縄本土復帰40周年まとめ


40年前の1972(昭和47)年5月15日午前0時をもって、沖縄が日本に返還されました。沖縄は太平洋戦争終盤、激烈な地上戦が展開され、多くの民間人が犠牲となりました。その後27年間、米国の統治時代が続きます。その間、車は右側通行、通貨はドル、“日本”に行くにはパスポートが必要でした。――そして2012年、多くの米軍基地を抱える沖縄の苦悩は続いています。沖縄はこの40年間、何を背負い、何を犠牲にしてきたのでしょうか? 今回の「政治山ニュースまとめ」は、「沖縄本土復帰40周年」がテーマです。
(2012/5/18 政治山)

沖縄“本土復帰”とはどういうことか?

  • 1972年5月15日、沖縄の施政権が米国から日本に返還され、27年ぶりに沖縄の日本復帰が実現しました。しかし復帰までの道のりは平坦なものではありませんでした。

    琉球政府は日本の制度との一体化を図るための膨大な量の事務調整を行いながら、米軍基地に貯蔵されていた大量の毒ガス撤去、ドルから円への通貨切替準備中に起こったニクソン・ショックなど、次々に発生する問題への対応に追われました。

    ■日本復帰前年の沖縄■公文書館通信 - 沖縄県公文書館(2008年04月30日)
  • 51年のサンフランシスコ平和条約に基づき沖縄は正式に米国の施政権下に置かれた。実際には45年の米軍の沖縄上陸から支配下にあった。

    この間、布令による土地の強制収用や、住民の強制移住などがある。米兵による凶悪事件も多く、裁判権も米側に属していたため、被疑者の無罪や本国への送還が相次いだ。

    1957年の岸・アイゼンハワー会談で初めて沖縄返還問題が取り上げられて以後、61年の池田・ケネディ会談、65年の佐藤・ジョンソン会談などを経て、69年の佐藤・ニクソン会談で72年返還が決まった。

    ■本土復帰■琉球新報(2008年05月15日)

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