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【政治家動画/宮城県】

政治家tube@宮城 宮城県議会議員 相沢 光哉氏

名前
相沢 光哉
(あいざわ・みつや)
党派
自民党
選挙区
青葉区
年齢
72歳
HP・ブログ
ホームページ

<議員メッセージ全文>

司会これから相沢議員に意見を聞きたいと思います。まず相沢議員の簡単な自己紹介をお願いします。

相沢議員はい、宮城県議会議員、青葉区選出の相沢光哉と申します。当選回数は6回、すでに議長も経験しておりまして、議会の中では最年長になります。

司会よろしくお願いします。まず相沢議員に伺いたいのですが、今の(選挙権をもつ世代全体に対して)日本全体の投票率は高いと思いますか、低いと思いますか、理由も合わせてお聞かせください。

相沢議員何の選挙に対してかということで違うと思いますが、国政の選挙、あるいは組長選挙だと比較的高いけれど、地方議員の選挙になると年々下がってきてます。それが大きな傾向だと思います。全体としても決して高くはない、そういうふうに思います。

司会その理由は何でしょうか。

相沢議員それは政治をする側の責任でもあるのですけれど、対象の選挙が何かで違ってくるということもあるので、選挙民・有権者の方々が自分の問題として考えていくとか、あるいは自分の希望をこの選挙・政治に託すというところが残念ながらなかなか少ない面があるように私は思います。だから無関心層、あるいは政党支持なしという人たちがどんどん増えている、というのが政治に対する期待とか信用とかが下がってきているという1つの現象だと思います。

司会では次に、若者の投票率の低迷について、まずはじめに若者が投票に行かない理由というのは何でしょうか。

相沢議員これはまず、政治というものを身近に置いてないということでしょう。結局学生であったり若い世代だと、自分の関心というものがもっと様々なものに発散するもの、あるいは生活や勉強に必要なものというふうになってくるので、なにか政治というのは、一歩も二歩も先にあると。こう考えてしまっている人が多いのではないでしょうか。

司会ではそのような状況の中、若者が投票に行くようになるためにはどのようにすれば良いとお考えですか。

相沢議員はい、例えば今就職自体が大変ですよね。しかしこれは景気の波が悪いからそうなっているのではなく、私はむしろ政治がそうさせてしまっていると思います。ここ20年くらいで続いている傾向として、大学を卒業したけれども、なかなか就職先がないという状況自体は、景気の良い悪いをはるかに凌駕した、政治自体がそういうことに対してのイニシアティブを十分にとっていない、ということになるんだと思います。ですから自分たちの関心があることに関して投票する(行動する)という若者の傾向から言うと、やはり決して人ごとではないのです。それを変えていくにはやはり自分たちの一票一票の積み重ねも大事だ、というぐらいの意識を向けてほしいな、と思います。

司会質問は以上です。ありがとうございました。

※メッセージ全文は、学生団体Connect宮城が動画の内容を文字に起こしたものです。
 読みやすくする目的で、文体を統一したり、改行を入れた部分があります。

■政治家tube(チューブ)とは
若者一人ひとりが選挙・政治について考えていただくために、青森県で活動する学生団体「選挙へGO!!」が、県内の地方議員の皆様に若者に訴えたい政策や県政、市政の現状またはご自身の政策について語っていただき、その動画をインターネット上で配信する企画を立ち上げました。
近年、インターネットでは「いつでも・どこでも・だれでも」が共通の情報を得られる情報媒体として利用されており、特に若者はインターネットを活用した情報収集が一般的だと考えられています。そこで、若者が政治の情報を得る手段として考えたのが「政治家tube」です。
このたび開設された「政治家tube@宮城」では、この取り組みに共感した宮城県の学生団体「Connect宮城」が同様の活動を行っていきます。
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