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【衆議院議員選挙2014】

衆院選で模擬選挙、未成年も政策本位の投票を (2014/12/5)

 12月4日、模擬選挙推進ネットワークの林大介氏(代表・事務局長)らによる記者会見が、東京・霞が関の文部科学省で行われた。

(左から)文部科学省にて記者会見に臨む林大介氏、杉浦正和 芝浦工大柏中学高校教頭、硤合(そあい)宗隆 玉川学園中学部・高等部教諭

(左から)文部科学省にて記者会見に臨む林大介氏、杉浦正和 芝浦工大柏中学高校教頭、硤合(そあい)宗隆 玉川学園中学部・高等部教諭

 同ネットワークは、19歳以下の未来の有権者を対象に、2002年以降「シティズンシップ教育」=「主権者教育」の一環として模擬選挙を実施しており、今回の衆院選でも全国の小学校・中学校・高校・大学など30校以上、1万人以上が参加して模擬選挙を実施する予定。

 林氏は、「米大統領選挙では700万人以上が模擬選挙に参加している。若者の低投票率が深刻な事態となる一方、選挙権を『18歳以上』に引き下げる議論が進んでいるが、政治や社会に関心を持ち、意思決定を経験することが大切」と述べた。

 政治山ではサイトに掲載した「衆院選2014マニフェスト・公約比較表」を同ネットワークに提供、未来の有権者の目に各党の主張はどのように映るのか、引き続き注目していく。

 なお、模擬選挙は12月4日現在で37校が参加を表明しており、実施を公表しない学校も含め、まだ増える見込みとのこと。

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