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参議院議員選挙2013

若者の政治参加「気軽に話せる場所を」 栃木県の学生団体がアンケート実施 (2013/6/25 政治山)

関連ワード : 参院選 栃木 

 若年層の投票率向上などの啓発活動を行っている栃木県・白鴎大学の学生団体「栃っ子!選挙推進プロジェクト(TEP)」が、同大学生を対象に7月に予定されている参議院議員選挙に関する意識調査を実施した。その結果、「興味関心のある、強く解決を望む政策課題」として8割以上が「景気・雇用」をあげ、若者の賛成意識を高めるために「政治や選挙について気軽に話せる場所を作る」「中学高校へ出前講座」などが有効と考えていることが分かった。

graph001 本調査は6月14日、同大の講義中に実施したもので、法学部2~4年生の20歳前後の学生136件の有効回答を集めた。

 若年層の政治参加意識の低さが問題視されているが、参院選に「投票に行く」との回答は62%と6割を超えた。一方、7月21日が確実視されている参院選の投票日について「知らない」が66%と「知っている」の34%を大きく上回った。

 若者が選挙や政治に対しての参加意識を高めていくために何が必要か複数回答で質問したところ、「政治や選挙について気軽に話せる場所を作る」が45%、「中学高校への出前講座」が40%という結果となった。

 参院選や政治への意見なども自由回答で収集しているが、「学生の中でも選挙に対する考えが変わりつつある」という前向きな意見もある中で、政治家への不信感やマニフェスト違反への批判が目立った。一方、「結局誰が選ばれても変わらないだろうという考えがある。その考えが変わるようになれば選挙に参加したいと思えるようになる」という意見もあった。

 なお、同団体は2012年の衆院選の際も同様のアンケートを実施しており、今後はネット選挙解禁に関する学生意識の調査を予定している。

(政治山)

栃っ子!選挙推進プロジェクト(TEP)

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