第8回マニフェスト大賞 グランプリにさいたま市長の清水勇人氏ら  |  政治・選挙プラットフォーム【政治山】

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第8回マニフェスト大賞 グランプリにさいたま市長の清水勇人氏ら (2013/11/01 政治山)

第8回マニフェスト大賞授賞式(2013年11月1日 六本木アカデミーヒルズ)

第8回マニフェスト大賞授賞式(2013年11月1日 六本木アカデミーヒルズ)

 地方自治体の首長・議会の先進的な取り組みや、地域主権を支える市民の活動を表彰する「第8回マニフェスト大賞」のグランプリと各最優秀賞の発表が1日、東京・港区の六本木アカデミーヒルズで行われ、8部門16作品が表彰された。各部門の最優秀賞・特別賞は、下記の通り。マニフェスト大賞は、ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟やローカル・マニフェスト推進首長連盟などから構成される「マニフェスト大賞実行委員会」が主催し、今年で8回目を迎える。今回は1,537団体、2,108件の応募が集まった(前回、1,376団体、1,889件)。

 マニフェスト大賞首長グランプリに選ばれたさいたま市長の清水勇人氏は、「この賞はわたしだけでなく、議員、市職員、市民の皆様と一緒に勝ち取ったもの。これから二期目、マニフェストにもとづいたPDCAサイクルをまわして市政を運営していきたい」と受賞の喜びを語った。授賞式の最後に、審査委員長の早稲田大学教授・北川正恭氏が「マニフェスト大賞も今回で第8回を数え、量・質ともに向上してきた。過去最多の応募数となり、取り組み自体も首長、市民、議会といった大きな広がりを感じている。これからもマニフェスト大賞をベースに、地域から日本を変えていく運動を盛り上げていければ」と総括した。

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マニフェスト大賞(2013グランプリ)最優秀マニフェスト賞(首長)最優秀マニフェスト賞(市民)
最優秀成果賞最優秀政策提言賞最優秀ネット選挙・コミュニケーション戦略賞
最優秀復興支援・防災対策賞審査委員会特別賞

マニフェスト大賞(2013グランプリ)

マニフェスト大賞(首長)
清水勇人(埼玉県さいたま市長)
マニフェスト大賞(議会)
大津市議会
マニフェスト大賞(市民)
相良、片浜、地頭方、川崎、細江地区自治推進協議会・発⑩(ハッテン)まきのはら

最優秀マニフェスト賞(首長)

受賞団体
清水勇人(埼玉県さいたま市長)

清水勇人・埼玉県さいたま市長

受賞した取り組み
「新しあわせ倍増計画<しあわせ実感都市へ>」。現在、2期目。市民評価委員会による緻密な外部評価と報告会を毎年度実施。市民協働によるPDCAサイクルを確実に回し、マニフェストの約9割を達成。その成果を2期目につなげ、マニフェスト型自治体経営を着実に推進。

審査員特別賞

受賞団体
熊谷俊人(千葉県千葉市長)
受賞した取り組み
「『ともに進めよう!未来へつなぐ まちづくり』 ~市民がワクワクする千葉市へ~」。現在、2期目。「96万人みんなが主役の千葉市づくり~情報公開と市民参加のまちづくり」、「ガバメント2.0~千葉市から新しいまちづくりを(ガバメント2.0)~」など、ICTを活用した新しいまちづくりを訴え、着実に推進している点が特徴。
受賞団体
田辺信宏(静岡県静岡市長)
受賞した取り組み
「静岡を「希望の岡」に」。現在、1期目。マニフェストを市民との意見交換を経て、行政計画として位置づけた。その後、市民評価を毎年受け、PDCAサイクルを回しながら進行管理を行っている。マニフェストは、総合計画、事業仕分け、行財政改革等と連動させたトータルシステムとして実行している。

最優秀マニフェスト賞(市民)

「ポリレンジャー~若者の手で政治をよくし隊!~」の新藤正春代表(右)と事業責任者の前田智里さん

「ポリレンジャー~若者の手で政治をよくし隊!~」の新藤正春代表(右)と事業責任者の前田智里さん

受賞団体
ポリレンジャー~若者の手で政治をよくし隊!~
受賞した取り組み
島根県松江市のここ4年間の市政の評価書を作成しようと平成24年の夏に本格的にスタート。市政への評価・提言だけではなく、若者の政治への興味関心の向上を目的とした。大学生がマニフェスト評価をするということで、周りの若者へ政治の興味関心を高めていけたらと考えた。「大学生」らしさを大切にしている。

審査員特別賞

受賞団体
ローカル・マニフェスト推進ネットワーク九州
受賞した取り組み
マニフェスト型公開討論会のサポート 07年の宮崎県知事選、佐賀県知事選、福岡市長選等約50自治体の首長選挙、70回以上。09年の阿久根市議会選挙等地方議会選挙で7ヶ所。マニフェスト検証・評価では佐賀県知事、熊本市長、山口市長等30回以上を各地の青年会議所や市民団体と一緒に手がけてきている。

最優秀成果賞

(左から)北川正恭審査委員長、大津市議会の竹内照夫議員運営委員長と高橋健二議長

(左から)北川正恭審査委員長、大津市議会の竹内照夫議員運営委員長と高橋健二議長

受賞団体
大津市議会
受賞した取り組み
大津市議会では、平成23年1月に、議会からの条例提案や政策提言を行うためのスキームとして「政策検討会議」を創設した。最初の成果は、平成23年12月に議員提案で制定された「大津市議会議員政治倫理条例」。直近における政策検討会議の主要な成果は、「大津市子どものいじめの防止に関する条例」を平成25年2月に制定したことであり、本市のいじめ再発防止施策の礎となった。

審査員特別賞

受賞団体
横浜市会議会局
受賞した取り組み
議員の政策提言等の検討や議会審議などの議会活動を積極的にサポートするため、「議会審議に役立つ情報の提供」や「議員や会派の政策課題の検討などに寄与すること」を目的に、市政の重要課題等について、議会局の視点から調査編集した「市会ジャーナル」を発行。議員が常任委員会及び特別委員会において「市会ジャーナル」の記事を基にして質疑をしたり、議員提出の政策的条例の制定に寄与(平成21年度から計6件)するなどの成果をあげている。
受賞団体
徳島県議会
受賞した取り組み
徳島県議会では、平成25年2月定例会において「徳島県議会基本条例」を制定するとともに、重点的に取り組むべき方策やその具体的な数値目標を定めた「議会改革行動計画」を策定した。議会改革行動計画は、議員の任期中の平成23年度から平成26年度を計画期間として、「議会機能の強化」、「効果的な議会運営」及び「開かれた議会」の3つを重点戦略として掲げ、55項目の主要課題ごとに具体的な推進方策やその数値目標を定めている。

最優秀政策提言賞

小川顕正・川崎市議会議員

小川顕正・川崎市議会議員

受賞団体
小川顕正(神奈川県川崎市議会議員)
受賞した取り組み
川崎市の行政評価システムについて、検討結果を報告書にまとめるとともに、議会質問などを通じて政策提言を行った。検討にあたっては、客観性が担保されるよう、財政学者や公認会計士などを有識者として招き、12回に及ぶ研究会を開催した。

最優秀ネット選挙・コミュニケーション戦略賞

(左から)流山市の石原重雄副市長と松野豊議員

流山市の石原重雄副市長(左)と松野豊議員

受賞団体
流山市
受賞した取り組み
流山市および流山市議会は、平成24年10月1日に実施したホームページの同時リニューアルを契機にオープンデータを試行している。特色は、市議会と市役所とが共同で取り組んでいること。市議会では、定例会や臨時会の審議結果や市議会議員のプロフィールについてマシンリーダブルな形式で公開し、市では、公共施設や公の設備の位置情報を中心に約20種類のデータを公開している。

審査員特別賞

受賞団体
鈴木綾子(東京都江東区議会議員)
受賞した取り組み
自身のマニフェスト「働く世代のワークライフバランスを応援します」の中で訴求したい層は、20代~30代の政治に関心が比較的薄く、「政治という存在」を敬遠しがちであるが、「生活の質の向上」「魅力あるまちづくり」には興味を持っている層。このため、ホームページや印刷物などのデザインは、「政治家っぽさ」を排除し、「違和感なくアクセスできる」「受け取りやすく、読みやすい」「それでいて内容は充実している」ものを目指している。
受賞団体
広島県選挙管理委員会
受賞した取り組み
低迷する若者の投票率の向上を図るため、若者・有識者や広報の専門家と意見交換を行いながら、インターネットやSNSを活用した斬新でインパクトのある若者を中心とした参加型の臨時啓発を行った。「フラッシュ・モブ」を素材としたプロモーション動画(2分)など4本の動画を作成し、YouTubeで配信し、斬新でインパクトのあるダンスを若者に拡散し、興味を惹きつけた。

最優秀復興支援・防災対策賞

牧之原市片浜区長の森田良晴氏(右)と市民ファシリテーター

牧之原市片浜区長の森田良晴氏(右)と市民ファシリテーター

受賞団体
相良、片浜、地頭方、川崎、細江地区自治推進協議会・発⑩(ハッテン)まきのはら
受賞した取り組み
南海トラフの巨大地震が想定される東海地方にある牧之原市にとっては、防災・減災への対策は大きな地域の課題。ファシリテーションを活用した合意形成型会議「男女協働サロン」といった手法を活用して、2012年4月、市内10の小学校区ごとに結成した「地区自治推進協議会」のうち、津波が想定される相良・片浜・地頭方・川崎・細江の5地区で、自分たちの地区ごとの「津波防災まちづくり計画」を作成している。

審査委員会特別賞

箭内道彦選

受賞団体
READYFOR? (レディーフォー)
よりそい街ねっと

秋吉久美子選

受賞団体
三陸ジオパークネット

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関連リンク
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